序文
先日、25年を迎えたいすゞビッグホーンのATが滑り始めました。一つは、ATFを最近サボってて回分式で交換していなかったこと。ATFは2月になって、この2週間位本当に寒くなり、密度の関係でゲージにATFオイルが着かないことが分かり急遽足す事に。しかしギアを入れてから5秒くらいかかりやっと前進できるようになったり、バックも同じように時間がかかることが多く、直す事が出来ませんでした。
あともう一つは、ヒューズがなんとなくおかしいような気がしました。10年位前にヒューズを一辺替えたのですが、それ以来変えて無いので、後部座席のロックが、ドアの開け閉めの為に片側だけ必ず閉まってしまうので怪しい感じがしました。また集中ドアロックもまばらな動きをしていて、非常にスムーズとは思いませんでした。
これらのことからヒューズの交換とATFの一部交換と継ぎ足しを行いました。
ATF交換作業
ATFは、手動式オイルエキストラクターを使いました。数回、ポンピングすると真空状態になりオイルを吸い出します。これで普段エンジンオイルやATFを交換しています。そして冷えてる状態では吸い出せないので、ひとっ走りしてオイルを温めます。その状態だと非常に簡単に吸い出す事が出来ます。後は、計量出来るボトルにオイルを移し、その分量と同じ分量を新しいオイルで満たします。

ATF交換するために買った手動式オイルチェンジャーです。だいぶ経年劣化し、あちこち直しながら使っています。
サクラチェッカーでオイルエキストラクターをチェック
手動式のオイル交換用ポンプです。これ一台持って置くと、自宅で簡単にエンジンオイルやオートマフールド(ATF)を交換する事が出来ます。
サクラチェッカーでATFをチェック
いすゞビッグホーンでも車種によってATFが違います。うちのは3.5LのV6エンジンが載っているGMのオートマがついています。なのでアイシンのAFW+が対応商品です。デキシロンⅢのATFです。こちらは化学合成油です。
サクラチェッカーでATFをチェック
いすゞ純正のATFです。こちらの方がスムーズとは思いますが、鉱物油なので酸化しやすいです。
ヒューズの交換
ATの制御のヒューズを始め、ほとんどどオートバックスなどで売っている平型ヒューズを片っ端から替えて行きました。
サクラチェッカーでヒューズをチェック
旧車なのでこの平型ヒューズを交換していきます。
ウインカーリレーの位置と交換
今回はヒューズを交換していきました。そしたら何故かウインカーリレーが恐らく壊れてしまい光りません。またウインカー特有のカチカチという音もしません。と言う事をオートバックスに電話したら、とりあえず見させていただくのに3000円かかります。そして完全に直せるか分かりませんとのこと。ただ、ウインカーリレーの可能性はかなり高いとのこと。またいすゞに電話したところ純正品があるかどうかも分かりませんとのこと。そして手旗信号でイスズに持ち込むのかそれともトラックで乗っけていくのか検討しましたが、直せるなら自分で直せるのではと思い。中古で探すとセカイモンやyahooでも殆どヒットせず、中には5000円位するものも・・・。と言う事で新品で代替えする事にしました。アマゾンで探しても知らないブランドばかり・・・。しかも安いと互換性の問題や簡単に壊れてしまうものもありそうと言う事で、思案していました。その時にジムニーを以前乗ってた時に、こだわってる人は乗り続けるのでパーツはありそうだと言う事に行きつきました。そこで検索していたら、Kプロダクツの名前がヒットし、またLED用ではありますが、白熱灯にも使えると書いてあったので、一か八かだなと思い注文をしました。
参考にしたyoutubeはこちらの動画です。この左ハンドルのいすゞビッグホーンを見て大体の位置を確認しました。そして実際に自分のビッグホーンの位置を確認したらなんと室内ヒューズボックスの位置の上にありました。なので場所は間違っていましたが、物の確認は大体出来ました。
実際にいすゞビッグホーンで確認を実施

ウインカーリレーの場所は、上のyoutubeと同じ運転席の周りを探しました。なんとオーディオの近くにあると思っていたのに、室内ヒューズボックスの上に四角く黒いリレーがありました。

白線で丸くかこったこの黒いボックスがウインカーリレーです。

爪が2か所あり外すのが大変です。片方は、ぶっとい配線の束の中に爪があり、配線を少しこじ開けながら、ツメを外し、そしてもう片っぽのツメを外してから引っ張って取れました。そして純正でついてたのは、NILES IF336というウインカーリレーでした。しかし、今は現物が無いみたいで、もしかしたらディーラーが持ってるかどうか、怪しい状況。結局、いすゞのディーラーに確認は取りませんでした。
サクラチェッカーでウインカーリレーをチェック
電圧:12.8V
電力が23(21)ワット✕2+5ワット+27✕2ワット=約151ワット以上の電力がかかりそうです。またウインカーの速さは、85C/Mを使っていました。なのでこの速さの物で尚且つ3極の端子タイプでした。かなり悩みました。ヤフーやアマゾン、楽天を見ましたが、全く同じタイプの大きさがありませんでした。そしてジムニーなら専門ショップがあるのだから、googleで直接ホームページを探してみたら、やっぱり売っていました。そして小さいタイプのリレーこれならハマると確信し、買いました。 しかし、ウインカーリレーを装着したらなんと2mm位端子がむき出しになっており、サイズが合っていませんでした。なのでカバーを外し、基盤を取り出し、純正のカバーに中身を移し替えました。そしたら一様爪がちゃんとかみ装着が出来ました。そして端子が剥き出しになる事もありませんでした。ただ、点滅速度は少し早くなりました。

画像は、Kプロダクツの基盤と、純正のウインカーリレーのボックスです。Kプロダクツのウインカーリレーだけだとサイズが合わず端子が2mmほど出てしまい、おさまりが良くありません。結局、純正とKプロダクツの基盤だけを入れ替えて、装着し直しました。
ウインカーリレーの装着によるウインカーの確認
無事ウインカーがつきました。少し早い点滅なので、慣れるのに時間がかかりました。
まとめ
ヒューズを交換したことで、ドアの開閉における勝手にドアが閉まる現象や集中ドアロックを押したときのバラついたロックやATの動きも前よりスムーズになりました。そしてウインカリレーを自分で交換したので、交換費用のみで助かりました。
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