序文
今回は、ステンレスダッチオーブンを買いました。何故かというと、最近、地震や台風、土砂崩れなど災害が多いので、外に避難した時に直火で調理する鍋が欲しかったのです。その為に10インチのSOTO製のステンレスダッチオーブンで今回は、鶏の手羽中を燻製にしてみました。8インチか10インチのステンレスダッチオーブンか迷いました。使い方にもよりますが、意外に10インチでも小さいと筆者は感じました。そしてこのダッチオーブンもの凄い重いです。気を付けて扱わないとケガをします。
ダッチオーブンとは?
ダッチオーブンとは、主に鋳物で出来た重くて頑丈な蓋つきの鍋です。焚火の中にお鍋を入れる事が出来ます。また最近では、鋳物ではなくステンレス製のダッチオーブンが発売されています。なぜなら鋳物は、シーズニングという錆びないように油をダッチオーブンに塗って、火を入れてなじませる作業があります。また温度差によっては、鋳物が割れてしまう可能性があるからです。
料理は、焼く、燻す、蒸すなどかなり手広く作る事が出来ます。例えば、ローストビーフやビーフシチュー、パンを作ったり、芋を蒸したりも出来ます。今回は、その中でも燻製の手羽中の作り方を載せます。なぜなら滅茶苦茶簡単だからです。

soto製のステンレスダッチオーブン
鶏手羽中の燻製の作り方
1、手羽先4本分として、おろししょうが小さじ1/2、しょうゆ大さじ2と1/2杯、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、フェンネルを適量ボールに入れます。今回は、手羽中20本近く買ってきたので、約3倍に調味料を各々入れました。
2、手羽中を袋から出し、1のボールに鶏肉を入れる。そして冷蔵庫で一晩おく。時たま鶏肉をひっくり返したりしてまんべんなく汁につけるようにする。
もし朝からであれば8時間程度冷蔵庫でおく。
3、ペーパータオルで汁けを拭いて乾かす。この時に燻煙がちゃんとかかるように2時間近く乾燥作業をさせる。
4、ダッチオーブンにアルミ箔を2重に敷き、リンゴの燻製の棒を3分の1に切ってアルミ箔の上に載せました。その上にアルミ箔で覆い金網をさらにその上に載せました。そしてアルミ箔をさらに敷いて、手羽中の皮を下にして載せました。蓋をしました。
アルミホイルをダッチオーブンの中に2重で敷きます。

アルミ箔の上に燻製チップを置きます。この時は、SOTO製のリンゴの板チップを1/3にして置きました。
そして燻製チップの上にアルミ箔で軽く覆い、その上にダッチオーブンを購入した時についてくる金網を載せました。



金網の上にアルミホイルを敷き、その上に鶏肉を載せていきます。

5、強火で6分ほど過熱し、時たま蓋を開けて様子を見ながら燻煙チップからしっかり煙が出てきたら弱火で25分ほど燻しました。その後、火を止めてダッチオーブンから鶏肉を取り出しました。そのままでも食べれますが、そのまま常温まで放置し、さらに1日冷蔵庫に入れた方が燻製が熟されて美味しいです。

出来上がりです。燻煙がしっかりかかり、しょうゆ色になりました。燻製の臭いも強く、すぐに食べると燻煙がきつく一日置くと、その燻煙の癖が消えてきます。※写真は、何回か作った内の1回目のスモークチキンです。
今回使用したもの
フェンネル
今回使用したフェンネル。主に肉や魚などの臭みを消すのに使用します。
ステンレスダッチオーブン
ステンレス製ダッチオーブンを今回は使用しました。鋳物のダッチオーブンは、高温から一気に冷やしたりするとクラックが入って割れます。またシーズニングをしないといけないので、手間がかかります。そしてなによりステンレス製なので、普通の鍋と同じように扱う事が出来ると言う事でこのステンレス製のダッチオーブンを買いました。また非常時に外で焚火をしてその中で使う事も出来るので非常に頼もしいですよ!!
燻製チップ
今回の燻製チップは、リンゴを使いました。非常に燻煙が良くかかったのと、甘い匂いで鶏肉と抜群に合いました。
鶏手羽中
国産の手羽中は、美味しいですよね。買ってくるのが面倒くさいなら、インターネットで買うのも良いですよね!!
注意点
今回は、燻煙時間を鶏肉を乾かす替わりに強火で3分延長しています。強火で合計6分です。また弱火で20分ほどと書かれていましたが、より燻煙時間を延ばしてしっかり匂い付けしたかったので、25分にしております。
まとめ
今回、初めてステンレスダッチオーブンで燻製の鶏手羽中を作りました。非常に上手く、お店で売られているような高級な味になりました。また作り方も簡単で失敗しにくいです。



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